
システムエンジニアというと、ITに関する知識や経験が必要なため、未経験じゃなれないような気がしてしまいますが、実際のところ未経験でも全く問題ありません。
それから、文系だと無理と思うかもしれませんが、そんなことは全くありません。
私の周りにも文系、未経験でシステムエンジニアになった人はたくさんいます。
では、なぜ未経験でも文系でも問題ないのか、理系と文系で差はあるのか、この記事で解説します。
目次
システムエンジニアは未経験でも文系でも問題なし!
①システムエンジニアは未経験でもなれる
システムエンジニアには未経験でもなれます。
実際、私は未経験でした。
理系ではありましたが、バイオテクノロジーが専攻だったので、ITに関する知識や経験もない未経験者でした。
しかも、かなり技術に特化した部署に配属されたので、初めのころは何をすればいいのか全くわからず、本当に苦労しました。
幸い、私の場合は自由に使えるサーバーがたくさんあったので、本屋に行ったりインターネットで調べながらWebサーバやメールサーバを構築したり、気になったものは自分で作ってみるというのを3年ほど繰り返しました。
そのおかげもあって、現在ではITアーキテクトとして活躍しています。
多くの会社では未経験でもシステムエンジニアになれるように、教育プログラムが用意されていますが、座学が中心です。
やはり自分で手を動かしてシステムを作ってみるほうが圧倒的に理解が深まります。
最近では2000円以下で自由に使えるレンタルサーバもあるので、このようなサービスを活用するのもおすすめです。
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②文系でもシステムエンジニアになれる
文系でも全く問題なくシステムエンジニアになれます。
システムエンジニア全体の3割程度は文系出身者と言われています。
実際に、私の会社のシステムエンジニアの3割程度は、経済学部や法学部といった文系出身者です。
理系でも情報学部ばかりではなく、理学部や農学部といった様々な学部出身者がいます。
では、なぜ未経験、文系でも問題ないかというと、SEの仕事内容はITの知識や経験があればできるものではないからです。
情報系出身だと若干有利かもしれませんが、ほとんどの理系の学部であっても、ITに関する知識は学ばないものです。
それよりも読解力や文章力、相手にわかりやすく伝えるといった文系寄りのスキルのほうがシステムエンジニアには重要だったりします。
なので、未経験だから、文系だからといって、システムエンジニアになれないといったことはないのです。
入社してからしっかりと知識と経験を身につけ、やる気があれば、システムエンジニアになることができます。
文系でシステムエンジニアを志望する人の志望動機とは?
文系でシステムエンジニアになる人の志望動機は、学生時代に自分でアプリケーションを作ったからという人もいますが、ものづくりがしたいからという人が圧倒的に多いようです。
同期の文系出身K君の志望動機
私の同期の文系出身のK君も、自分の仕事をきちんと目に見えるカタチとして残せるものづくりがしたい、ITで世の中を便利にしたいということが志望動機でした。
ものづくりというと、機械系や電気系、建設系というように、理系で専門分野を学ばないとできないというイメージがありますが、システムエンジニアであれば、文系で未経験であっても、ものづくりができると思ったのが理由のようです。
K君は初めのころは知識も経験もない未経験者でしたので、入社して3年くらいまではかなり苦労していましたが、今ではプロのシステムエンジニアとしてメールシステムやWebシステムなどをバンバン作って活躍してます。
先輩の文系出身Tさんの志望動機
他にも文系出身のTさんは、普段何気なく使っているアプリケーションがどのように動いているのかに興味を持ち、自分でアプリケーションの開発をしたいというのが志望動機でした。
TさんはITの知識や経験も全くない未経験者でしたが、入社後に独学でプログラミング知識を身に着けてアプリケーションを開発し、自身で開発したアプリケーションを販売しています。
文系であっても、入社後にしっかりと勉強すればエンジニアとして活躍できるのが、この業界の魅力です。
ちなみに私の志望動機は、表向きは「化学業界向けに実験や研究を支援するシステムを作りたい」でしたが、実際のところは都内で働けて転勤が少ないからというのが理由です。
余談ですが、システムエンジニアのクライアントは企業の情報システム部門になるので、企業が集中している都内が一般的な勤務先になります。
理系、文系出身は年収や出世に全く影響なし!おすすめの2つの資格!
文系でもシステムエンジニアになれるとはいっても、理系が7割もいる会社では文系は活躍できない、出世できないのではないかと思う人もいるかもしれません。
ですが、それは大きな間違いです。
理系、文系関係なく、実力があれば出世できます。
確かに理系出身だと、若干知識がある分、最初のころは文系より有利かもしれません。
ただし、有利とはいっても、この差は入社後の本人の努力次第でいくらでも挽回できます。
それに基本的にどの会社でも研修や教育が行われるので、とくに心配は無用です。
実際に私の上司である部長は、法学部出身です。
他にも経済学部出身の課長もいれば、文学部出身の本部長もいます。
もちろん3人とも営業ではなくシステムエンジニアで、ITの知識、経験ともに豊富です。
では、文系出身者が理系出身者に負けないくらい頑張るにはどうすれば良いかというと、資格を取るのがおすすめです。
おすすめの資格①基本情報技術者
基本情報処理技術者は情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格になります。
ITの入門として、ITパスポートを取ったほうが良いとよく言われますが、できればさらに上にあたる基本情報処理技術者を入社から1年以内に取得したほうが良いです。
これが取得できれば、知識レベルは同期の平均以上と思って問題ないです。
おすすめの資格②応用情報技術者
可能であれば、基本情報技術者よりも1つ上の応用情報技術者を最低でも5年以内に取得したほうが良いです。
ここまで知識を付ければ、知識不足を心配する必要はなくなります。
・基本情報技術者と応用情報技術者の取得がおすすめ
とはいっても、理系ばかりの会社で着いていけるのかといった不安はありますよね。
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【まとめ】SEはものづくりをしたい文系出身者が多い!
いかがでしたか?この記事では、システムエンジニアは未経験や文系でもなれることを解説してきました。
最後に重要なポイントを箇条書きで紹介しましょう。
・システムエンジニアの志望動機は「ものづくりをしたい」が多い
・理系出身や文系出身は全く関係ない
システムエンジニアは誰でもなることができて、本人の努力次第で活躍できるのが、この業界の魅力です。
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