
一言でエンジニアと言ってもさまざまな種類があります。
その中の1つであるweb系エンジニアとその将来性について解説します。
また、システムエンジニアとの違いや未経験でも転職できるのかについても解説します。
目次
Web系エンジニアの将来性は抜群!希少性のあるエンジニアになろう
Web系エンジニアの将来性は抜群です。
しっかりとスキルを身に付けておけば企業にも重宝され、自分自身もステップアップが見込める職業と言えます。
①クラウドの台頭であらゆるものがWebに
これまでのシステムといえば、サーバを購入してサーバルームに設置、プログラミングやソフトウェアを組み込むのが一般的でした。
ですが、最近では、クラウドの台頭によって、Web接続できれば、サーバや設置も不要、月に数百円程度で利用できてしまいます。
例えば、経理に必要なシステムや通販サイトに必要なシステムも、インターネットに接続できれば利用できて、不要になればすぐにやめることもでき、利用者に大きなメリットがあります。
Web系エンジニアはWebで処理できるシステムをサービスとして提供するのが主な仕事内容です。
例えば、スマホでフリマを実現する「メルカリ」やオンラインショッピングサイトのプラットフォームを提供している「楽天」や「アマゾン」もWeb系エンジニアと言っていいと思います。
多くの企業で、クラウドの利用が当たり前となって来ています。
クラウド利用に否定的だった銀行も、最近ではクラウドを利用するようになってきました。
やはり、サーバの購入やプログラムの開発など、初期投資なしで使えるのはメリットが大きいようです。
今後もさらに拡大が見込めるため、Webで利用できるサービスを開発するWeb系エンジニアの将来性は抜群と言えます。
②慢性的な人材不足
インターネットの普及に始まり、ネット通販の需要の高さなどによってweb業界は業績を年々伸ばしており、それに伴いweb系エンジニアの需要も高まっています。
多くの企業が誕生し、人手はいくらあっても足りないような状況なのです。
これはIT業界全体に言えることなのですが、とにかく市場規模がどんどん大きくなっていて、同時にWeb系エンジニアも多くの数が必要とされています。
経済産業省の調査によると、2030年には59万人が不足し、ますます深刻化すると報告されています。
また、最近では、スキルの高いエンジニアには、日系企業では考えられない高額報酬を提示する方向に変わりつつあります。
NECで新人に年収1000万や富士通で年収4000万などのニュースがありましたが、優秀なエンジニアは喉から手が出るほど欲しいのです。
もちろん、Web系エンジニアも高額報酬が期待されます。
希少なエンジニアになれば、20代で年収1000万も夢ではありません。
Web系エンジニアの仕事内容はSEとは180度異なる!
web系エンジニアもSEもエンジニアという点では共通していますが、仕事内容は180度異なります。
例えこれまでにSEとして働いていた経験があったとしても、Web系エンジニアに転職すれば日々の仕事内容はまったく違ったものになるのです。
①一般的なSEの仕事内容;プロジェクトの統括が主
一般的なSEの場合、顧客の要望を具現化して、システムを納品することが主な仕事です。
例えば、「商品の発注から納品までを、ITで実現したい」という要望があった場合に、現状の業務ではどのような課題が発生しているのか、その解決策は何なのかを顧客と一緒に考えます。
また、プロジェクトは自社だけでは不可能なので、開発を実施してくれる会社に発注したり、予算内に納めるためにコストやスケジュールの管理、出来上がったシステムの品質の管理など、プロジェクトの統括を行います。
よくSEは建設現場における現場監督だと言われますが、まさしくその通りです。
家をを建てる場合も、大工さんや施工業者など様々な職業の人がいますが、それらをまとめて円滑にすすめるのが現場監督(SE)の仕事です。
②Web系エンジニアの仕事内容;開発が主
一方でweb系エンジニアの場合、Web上で使われるシステムの開発が主な仕事なので、プログラマーとしての要素が強いと言えます。
また、開発だけでなく、世の中のニーズに合ったサービスを企画するなど、マーケティングに近い仕事もやります。
検索サービスだけでなく、電子決済や通販サイトをやっているYahooをイメージするとわかりやすいかなと思います。
③Web系エンジニアに求められる資質
このように、SEとWeb系エンジニアは仕事内容が180度異なるので、求められる資質も変わってきます。
Web関連のシステム開発では実に多くのプログラミング言語が使われます。
HTMLを基本として、それ以外にRubyやPythonなど、プログラミング言語を習得していないと活躍するのは難しいの現状です。
そのため、資質としては常に学習をし、新たな知識やスキルを身に付けるだけの強い向上心が必要と言えます。
最新のプログラミング言語をいち早く学んだり、自分に足りない部分を補うために勉強をするなど、プログラミング言語に対して強い意識が必要です。
積極的にスキルアップを目指して毎日を過ごせるかどうか、この点が重要になってきます。
Web系エンジニアには未経験でも転職可能だが、プログラミングスキルは必須
Web系エンジニアは人手不足なこともあって、未経験でも転職することが可能です。
ただ、先程も紹介したように、仕事内容はweb関連のシステムを開発することなので、未経験だと実際のところはなかなか難しいというのが現実です。
①実務経験はなくてもプログラミングスキルがあると転職に有利
求人などを見ると未経験可というものもあります。
しかし、実務経験もプログラミングに関する知識もほとんどなければ、こなせる仕事は非常に少なくなってしまうので、企業も採用を見送ってしまいます。
転職する前に勉強できれば良いですが、そうでなければ全く知識がない状態で働くことになってししまいますので、苦労してしまいます。
もし未経験の状態でWeb系エンジニアへの転職を考えるのであれば、まずは独学でプログラミング言語の勉強をするなど、スキルを身に付ける努力もした方が良いでしょう。
でないと転職してから自分が苦労することになってしまいます。
②求められるハードルが高いわけではない
もし今プログラミングスキルがほとんど無い状態だとしても、Web系エンジニアへの転職を諦める必要はありません。
プログラミングスキルは勉強することで覚えられますし、未経験の人材も募集している業界ですから、最初に求められるハードルも高いというわけではありません。
もちろんスキルが高い方が有利ですが、必ずしも身につけてきたスキルが転職先の業務に役立つとは限りませんし、新しい技術を積極的に身につけていく姿勢の方を重要視される場合もあります。
とは言え、どのようなWeb系エンジニアになりたいのか、どのようなものを開発したいのかは答えられる必要があるので、まずは簡単なものでもいいので、プログラムを組んでみることから始めましょう。
②求められるハードルは決して高くない
③入社後も勉強を続けていく姿勢が大事
以上が、この章のまとめとなります。
Web系エンジニアになるにはプログラミングスキルがあるほうが有利です。
まずは独学でもいいので、プログラミングの勉強から始めてみましょう。
最近ではプログラミングが必修教育になっているので、初心者でもわかりやすい本も充実していますよ。
「やっぱり独学だと不安」、「速攻でスキルを身につけたい」なら、スクールの利用もおすすめ。
テックエキスパートなら、最短10週間でスキルを身につけることができます。
Web系エンジニアになるなら、まずは無料カウンセリングを受けてみましょう。
公式サイト⇒年収1000万円以上のWeb系エンジニアになる!人生を変える無料カウンセリングはこちら
まとめ;Web系エンジニアの将来性は抜群、まずはプログラミングスキルを身につけよう!
Web系エンジニアはWeb業界が好調なこともあって、非常に需要の高い職業です。
特にスキルを持った人材というのはどの企業も欲しいと考えていて、実力次第では年収1000万以上稼げる人材になれます。
最後に重要なポイントを箇条書きで紹介しましょう。
・SEとは異なり、開発が主な仕事
・プログラミングスキルは必須
未経験でも転職が可能なくらい人材不足なのが現状で、実務経験が無い方でも目指せる業界でもあります。
一方で、プログラミングスキルさえあれば、多くの企業が転職先の候補になるでしょうし、自分の実力を思う存分発揮できる業界と言えます。
独学でプログラミングができるのか不安なら、テックエキスパートの利用がおすすめです。
マンツーマンレッスンだけでなく、転職まで手厚くサポート。
もちろん、全額返金保証付きです。
まずはWebエンジニアとしての適性があるのか無料カウンセリングを受けてみましょう。