
セールスエンジニアの仕事は結構きついと耳にすることがあります。
なぜセールスエンジニアはきついのかと言うと、営業とエンジニアの両方のスキルを求められるからです。
これからセールスエンジニアになろうと思っている人は是非チェックしてくださいね。
さらに、セールスエンジニアとして活躍するために必要な資格やスキルについても解説します。
これからのキャリア設計に役立つ情報ですのでご覧ください。
目次
セールスエンジニアがきついと言われる3つの理由
セールスエンジニアがきついと言われる理由は主に3つあります。
- 学ぶ知識が多い
- 目標設定が高い
- 営業とシステムエンジニアとの調整が大変
それぞれの理由について説明していきましょう。
セールスエンジニアがきついと言われる理由①;学ぶ知識が多い
セールスエンジニアの業務を行っていくには膨大な量の知識が必要となります。
エンジニアとしての専門知識に加えて、特定の業種のバックグラウンドに関する知識が必要となります。
例えば、流通業界なら流通業界ならではの知識、建設業界なら建設業界ならではの知識が必要になります。
また、金融業界は金融庁の指針によって、システムの方式やセキュリティの考え方も変わってくるので、業界ならではの知識は欠かせません。
なので、セールスエンジニアは業種の新しいトレンドやエンジニアの最新情報も知っておく必要があります。
セールスエンジニアがきついと言われる理由②;目標設定が高い
セールスエンジニアの目標設定は、システムエンジニアと比べて比較的高めとなります。
普通の営業担当の場合はノルマが課せられますが、セールスエンジニアの場合はノルマはないだろうと思われるかもしれません。
ノルマがあるかどうかは企業によって違うものの、多くの企業がセールスエンジニアにノルマを課しています。
例えば、何件の企業を訪問すべきかといった軽めの内容から、あるプロダクトの契約を何件取ってくるようにといった厳しい内容があります。
また、営業と同じく、売上や利益目標のノルマがある場合もあります。
セールスエンジニアがきついと言われる理由③;営業とエンジニアの調整が大変
セールスエンジニアは営業と同行し、エンジニアとしての知識を活かしてクライアントの要件をヒアリングして、開発部門に伝えるのが主な仕事です。
セールスエンジニアは実際に導入を行うシステムエンジニアに要件を伝えて、実現可否の確認等してもらいますが、基本的にシステムエンジニアはどの企業でも人手不足です。
なので、クライアントや営業から明日には回答が欲しいと言われても、エンジニアからは「無理」と言われることも珍しくありません。
こんな会話は日常茶飯事です。
こんな感じで、営業から「早くしろ!」と言われ、エンジニアから「そんな期間でできるわけない!」など両者の板挟みできついこともあります。
セールスエンジニアと営業の違い
セールスエンジニアと営業の仕事は企業を訪問するので同じように感じますが、何が違うのでしょうか。
最初に、セールスエンジニアとはどんな仕事なのかについて知っておきましょう。
①セールスエンジニアの仕事とは
セールスエンジニアとは、エンジニアとしての知識とスキルを活かしてクライアント企業へ説明したり質問に答えたりする仕事です。
セキュリティシステムの導入や運用の際に顧客企業へ出かけていって説明をすることや、運用が軌道に乗るまでサポートをすることがあります。
エンジニアとしての知識と経験があるため、クライアント企業の要望や相談に対応できる仕事として常に需要があります。
セールスエンジニアが良い仕事を行うことによって、カスタマーサクセスを実現している企業も多くありますよ。
②営業とセールスエンジニアは何が違うのか
セールスエンジニアと営業の違いは、専門的な知識の深さです。
セールスエンジニアは通常の営業業務に加えて、自社システムなどのプロダクトを導入してもらえるように、技術的な説明も行います。
単純に技術を説明するだけでなく、その技術を使ってクライアントの業務をどうのように改善していくのか、変えていくのか提案することで、信頼関係を築いて行きます。
難易度は高いですが非常にやりがいのある職業です。
セールスエンジニアになるには?必要なスキルや資格について
セールスエンジニアとして活躍するには、どんな準備をしたら良いのでしょうか。
必要なスキルや役立つ資格について説明します。
①セールスエンジニアに必要なスキル
求められるスキルは下記の3つです。
- ITのスキル
- コミュニケーションスキル
- 営業スキル
ITのスキル
クライアントがセールスエンジニアに期待しているのは、営業よりもさらに踏み込んで、困った時の解決方法を提案してくれることなので、ITの専門知識やスキルは必要不可欠です。
特に自分の会社が扱っているプロダクトの分野での専門的なITスキルが必要です。
コミュニケーションスキル
クライアント企業と何度も商談や交渉、そして説明をしていくためにコミュニケーションスキルも欠かせません。
専門的な知識を持たない人にも技術的な内容をかみ砕いて説明していくスキルが役立ちます。
営業スキル
そして、企業へ自社プロダクトや最新プロダクトを売り込んでいく営業スキルも必要となります。
以前に営業やエンジニアの仕事をしていた人には向いている仕事ですね。
②セールスエンジニアに必要な資格
セールスエンジニアになるために必須の資格はありません。
しかし、知識を身につけるために資格を取得するのは非常に有効です。
というのは、システムエンジニアや開発エンジニアをしていると、嫌でも専門知識が身に付きますが、実際に手を動かして構築や開発をやらないセールスエンジニアは、自ら学ばないと知識は身に付かないからです。
ただ、学ぼうと思っても何からやっていいのかわからないものですよね?
そういう人には、自分の扱っているプロダクトのベンダーの資格を取るのが非常に有効です。
シスコの製品ならCCNAやCCNP、マイクロソフトの製品ならMCP、サイボウズなら認定システムコーディネーターなど。
他には展示会やエキスポなどにも積極的に参加しましょう。
意外とクライアントの方が最新のITトレンドを知っていることも多いので、きちんと受け答えが出来たり、提案ができると信頼度がグッとアップしますよ。
・ITのスキル
・コミュニケーションスキル
・営業スキル
セールスエンジニアに必要な資格はないが、扱っているプロダクトのベンダー資格が非常に有効
セールスエンジニアにはクライアントに信頼されることが重要な職業です。
そのためには、営業力やコミュニケーションスキルの他、ITスキルも必要不可欠です。
実際のところ、ITスキルが低くてもセールスエンジニアになることは可能ですが、苦労しているセールスエンジニアは割と多いです。
逆に、ITスキルが高いと、クライアントからの信頼は半端ないです!
やりがいのあるセールスエンジニアになるなら、高いITスキルを身につけましょう。
短期間でITスキルを身につけならエンジニアスクールを利用するのもおすすめ。
例えばテックキャンプなら、最短10週間でスキルが身に付き、転職保証までついています。
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まとめ;セールスエンジニアはきついが、クライアントに信頼される非常にやりがいのある職業
この記事では、セールスエンジニアがきつい理由、なるのに必要なスキルや資格について解説しました。
最後に重要なポイントを箇条書きで紹介しましょう。
①学ぶ知識が多い
②目標設定が高い
③営業とエンジニアの調整が大変
■営業とセールスエンジニアの違いは専門的な知識の深さ
■セールスエンジニアになるのに必要なスキル
①ITのスキル
②コミュニケーションスキル
③営業スキル
■セールスエンジニアに必要な資格はないがベンダー資格があると有利
以上がこの記事の重要なポイントです。
セールスエンジニアの仕事はきついと言われますが、その反面やりがいのある仕事でもあります。
セールスエンジニアの働きのおかげでクライアントの不安が解消されたり、自社のプロダクトを信頼してもらえたりするからです。
セールスエンジニアを目指す人はITやビジネスに関するスキル、そしてコミュニケーションスキルを磨いていきましょう。
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